強い冬型 福島県で最大瞬間風速30メートルに迫る 今夜遅くまで暴風警戒
強い冬型 福島県で記録的な暴風を観測
上空約5500メートルにはマイナス40度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んで、日本海側では雪が続いています。
各地で風も強まっています。
午後2時までの最大瞬間風速は、福島県いわき市小名浜で29.7メートル(午後1時26分・西北西の風)を観測し、1月として1位の記録を更新しました。
また、茨城県北茨城市で25.0メートル(午後0時45分・西の風)を観測するなど、台風並みの危険な暴風が吹いている所があります。
東京都心も季節風が強まり、18.1メートル(午前11時47分・北西の風)を観測しました。
北海道や東北の日本海側の沿岸部では、最大風速が20メートルを超える非常に強い風が吹いています。
今夜遅くにかけて暴風・暴風雪に警戒
また、北海道のオホーツク海側や日本海側には広く「暴風雪警報」が発表中です。
今夜にかけて暴風に警戒し、沿岸にはできるだけ近づかないようにしてください。また、日本海側では雪を伴った暴風が吹き、視界が真っ白になるようなホワイトアウトの恐れがあります。今夜遅くにかけて、暴風雪に警戒してください。
非常に強い風って どんな風?
飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。