北陸の被災地 雨やんでも土砂災害に注意
北陸被災地 雨がやんでも土砂災害に注意・警戒
ただ、元日に石川県能登地方で最大震度7の地震が発生し、その後も石川県能登地方を中心に大きな地震が続いています。
石川県では、1日以降、震度5弱以上の地震を計13回観測しています。
北陸地方では大きな地震の発生後、地盤が緩んでいます。雨がやんでも油断せず、土砂災害に注意・警戒を続けてください。
北陸地方 明日5日夜から再び断続的に雨 7日・8日 地震の被災地に雪か
ただ、南寄りの風が次第に強まり、明日5日夜からは再び雨が降りやすくなる見込みです。
6日も断続的に雨が降り、7日は標高の高い場所は雪で、平地も次第に雨から雪に変わる見込みです。8日にかけて地震発生後、初めてのまとまった雪となる可能性があります。
再び雨や湿った雪が降りやすくなり、土砂災害の危険度が高まる恐れがあるため十分注意してください。
避難中の方はできる限り、安全な場所で、適度に体を動かしながら暖をとってください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。