午前中から35℃に迫る暑さも 東京は湿度80パーセント近くと蒸し暑い 暑さ対策を
厳しすぎる残暑 不快な蒸し暑さも
午前11時までの最高気温は、静岡県浜松市(佐久間)34.4℃、富山県富山市34.3℃、岐阜県大垣市や福井県小浜市34.1℃など、すでに34℃を超えている所があります。
東京都心は午前11時現在の気温が29.4℃と、30℃近くまで上がっている中、湿度は78パーセントと、かなり蒸し暑くなっています。
猛暑日の所も 湿度の高さにも注意
曇りや雨の東北も30℃前後まで上がる予想で、湿度が高く、蒸し暑さが続きそうです。
気温が極端に高くなくても、湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。屋外のレジャーや秋祭りでは、定期的に涼しい場所で休憩をとる、のどが渇いていなくても時間を決めて水分を摂る、うちわなどであおいで汗を蒸発させるなど、熱中症対策を万全にしてください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。