愛知県で非常に激しい雨 近畿や東海は大雨警報発表エリアも 夜まで冠水や停電注意
雷雲や雨雲が発達中 滝のような雨を観測した所も
午前10時現在、東海や近畿を中心に発達した雨雲や雷雲がかかっています。愛知県豊橋市では午前9時29分までの1時間に75.0ミリの「非常に激しい雨」を観測しました。また、奈良県下北山村では午前9時58分までの1時間に31.0ミリを観測するなど、東海や近畿、四国の所々で「激しい雨」が降りました。愛知県や兵庫県には大雨警報の発表されている所があります。
また、雷レーダーによると、落雷を観測している所も多数みられ、竜巻注意情報が発表されている所もあります。
夜にかけて雨雲や雷雲の発達しやすい状態が続く
また、雷雲も発達しやすい状態ですので、落雷による停電や、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。今、晴れている所も空模様の急な変化にお気をつけください。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。