東京都心 今年72回目の真夏日 最多記録を更新 厳暑はいつまで?
今年72回目の真夏日
今年は、東京都心は5月17日に初めて最高気温が30℃以上の真夏日となりました。その後は5月は2日、6月は8日、7月は29日、8月は31日と真夏日の日数を増やし、9月に入っても暑さは収まらず、きのうときょう30℃以上を観測し、72日となっています。その間、7月10日に今年初の最高気温35℃以上の猛暑日、8月8日に猛暑日日数の歴代最多を更新し、きのうまで猛暑日は22日となっています。
暑さはいつまで?
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。