きょう22日「伝統的七夕」 現在の7月7日より星空観察に良い時期 今夜は見える?
伝統的七夕 きょうの空
国立天文台では、伝統的七夕の日は、太陰太陽暦による7月7日に近い日として、二十四節気の処暑(しょしょ)を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔(さく・新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日と定義しています。
現在の暦の7月7日は梅雨の時期にあたる所が多いですが、伝統的七夕の頃は晴れる日が多くなるため、星を楽しむのに良い時期です。
きょう22日は、日暮れの頃になると上弦前の月が南西の空に見えてきます。空が暗くなり星が輝き出すと、頭の真上近くに七夕にちなんだ織姫星(こと座の1等星ベガ)と彦星(わし座の1等星アルタイル)を見つけることができます。暗い場所なら、夜が更けて月が沈む頃には、織姫星と彦星の間から南の空へと続く天の川の姿も見えるでしょう。
今夜 星空は見える?
星空指数は、その日の夜空が天体観測に適しているかを表す指数で、天気や月の満ち欠けを考慮して計算しています。数字が大きいほど、星空が綺麗に見える可能性が高くなっています。ぜひ、参考にしてください。