関東で滝のような雨 大気の状態が非常に不安定 今夜にかけてゲリラ豪雨に注意
発雷も多数観測
群馬県沼田市では午後2時50分までの1時間に56.0ミリの非常に激しい雨を観測。県内では中之条町や草津町でも1時間に30ミリ以上の激しい雨が降りました。
発達した積乱雲の下では雷も多く発生していて、雷レーダーを見ると、栃木や群馬の山沿い、埼玉の秩父や東京の奥多摩、山梨県内などで「×」印の「落雷」が多数観測されていることが分かります。
今夜にかけては平野部でもゲリラ豪雨か
1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ると、道路が川のようになったり、高速走行時にブレーキが効きにくくなることがあります。車で移動する際は十分ご注意ください。
また、川の上流で大雨になると、時間差で下流が増水することがあります。自分のいる場所だけではなく、その周辺の雨雲の様子をしっかり確認してください。
川の上流でゲリラ豪雨 注意点は?
上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。
1つめは、川の水かさが急に増えること、
2つめは、川の水が濁ること、
3つめは、木の枝などが流されてくることです。
また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。