午前中から猛暑日も 週末は東京都心37℃ お盆明けも猛暑の出口見えず 熱中症警戒
午前中から猛暑日も 都心も35℃に迫る
午前11時10分までの最高気温は、富山市で37.1℃、富山空港で36.4℃、富山市八尾で36.0℃など、北陸では午前中から所々で猛暑日になっています。
午前11時10分までの東京都心の最高気温は34.0℃。きょう18日に、都心で35℃以上の猛暑日となれば6日ぶりで、ことし20回目の猛暑日となります。この夏はすでに、1875年の統計開始以来、年間猛暑日最多記録を更新中で、昨年の記録(猛暑日16回)をはるかに上回っています。
各地で厳しい暑さ 特に関東で暑い 都心はこの夏20回目の猛暑日か
特に関東は内陸部の広い範囲で体温を上回る暑さとなり、南部の沿岸部でも35℃以上の猛暑日になるでしょう。
できるだけ暑い時間帯の外出を避けるなど、危険な暑さに気を付けてお過ごしください。
土日は都心などで体温並みの暑さ 23日の「処暑」過ぎても暑さおさまらず
北海道は30℃以上の暑さとなり、東北から九州にかけての広い範囲で35℃に迫るでしょう。
特に、関東甲信や東海、北陸、近畿の内陸部で35℃以上の猛暑日地点が続出し、東京都心はこの週末は体温並みの危険な暑さになりそうです。
お盆に台風7号が直撃したため、この土日にレジャーを再検討されている方もいらっしゃると思いますが、屋外の活動は熱中症に厳重な警戒が必要です。
また、大気の状態が不安定であちらこちらで雷雨の可能性があります。川や山のレジャーは天気の急変に注意して、無理のないようにしてください。
23日水曜は二十四節気の「処暑」。厳しい暑さがおさまる頃とされていますが、今年はまだまだ体に堪えるような暑さで、対策が欠かせません。お盆休み明けは、熱中症にかかりやすい時期の1つでもあります。
この夏はお盆を過ぎても、厳しい暑さが予想されていますので、引き続き、熱中症に警戒してください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。