千葉県市原市牛久で37.0℃ 体温超えの危険な暑さ続く 午後も熱中症に厳重警戒を
午前中から関東など猛暑日続出
正午までの最高気温は、千葉県市原市の牛久で37.0℃を観測。茂原市で36.4℃、静岡県浜松市佐久間で36.1℃、東京都八王子市で35.4℃、三重県熊野市新鹿で35.1℃、愛知県岡崎市で35.0℃を観測するなど午前中から猛暑日が続出しています。
正午の東京都心は33.5℃まで上がっています。きのうの同じ時間に比べるとやや低めですが、湿度は65%で、厳しい暑さです。
午後もうだるような暑さ 熱中症に警戒
きのう18日に比べると、全国の猛暑日地点数は少なくなりますが、東海や関東では35℃以上の猛暑日や35℃に迫る暑さの所が続出するでしょう。
熱中症警戒アラートが、千葉県、静岡県、愛知県、三重県、徳島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(八重山地方)に発表されています。
熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。外出はできる限り避けて、室内はエアコン等で、涼しくして過ごしてください。暑さに弱いお年寄りや小さな子供には、声掛けを行って、熱中症にかからないように気を付けてください。
この先 危険な暑さは途切れる
関東は曇りや雨の予想ですが、最高気温は32℃前後まで上がり、内陸部では猛暑日になる所もあるでしょう。
その先、九州から関東まで35℃手前まで上がる所が多いものの、先日のように40℃近い暑さや、猛暑日が続く所はほとんどないでしょう。
ただ、蒸し暑さが続きます。油断せず、熱中症対策をしっかりと行って、暑さを避けてお過ごしください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。