島根県で線状降水帯が発生 大陸の方まで続く雲の列 あす9日にかけ非常に激しい雨も
島根県 線状降水帯が発生
1時間降水量は、島根県出雲市で47.0ミリ(午前7時45分まで)、松江市鹿島で37.5ミリ(午前6時36分まで)と激しい雨が降りました。
日本海側を中心に激しい雨
また雲画像を見ると、大陸の方にかけて白い塊のような雲が連なっているのがわかります。九州北部や中国地方を中心に、西日本ではあす9日にかけても、同じような場所で激しい雨が降るおそれがあります。局地的には、非常に激しい雨が降るでしょう。雨雲レーダーや自治体から発表される情報など、こまめに確認してください。
これまでの大雨により地盤が緩んでいる所がありますので、少ない雨でも土砂災害に厳重に警戒が必要です。安全な場所でお過ごしください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。