梅雨の中休み 午前中から真夏日 今年一番の暑さも 週末は高気圧強まり夏本番の暑さ
梅雨の中休み 午前中から真夏日続出 今年一番の暑さも
九州から東北にかけては広い範囲で日が差して、梅雨の晴れ間が広がっています。
各地で日差しとともに気温が上昇中です。特に、西日本や東海で気温の上がるペースが早くなっていて、午前中から真夏日の所も。
午前11時までの最高気温は、高知県四万十市中村で32.2℃、和歌山県田辺市の栗栖川で32.0℃、広島市は30.7℃、高知市30.4℃といずれも今年一番の暑さになっています。名古屋市でも30.6℃まで上がり、午前中の早い時間帯から真夏日が続出しています。
東京都心は午前11時までの最高気温が26.4℃で、きのうよりやや低いですが、湿度が高く、ムシムシとした暑さになっています。
熱中症情報では、九州から関東で「厳重警戒」または「警戒」となっています。
午後もまだ気温が上がる見込みで、35℃に迫る暑さになる所もあるでしょう。
部屋の中でも風通しを良くしたり、扇風機やエアコンを活用するなど、熱中症に気を付けてお過ごしください。
週末は夏の高気圧強まる 沖縄は梅雨明けか 真夏日急増
週の中頃は広く雨で、暑さは一段落するものの、23日金曜には、西日本から日差しが戻り、気温が急上昇する見込みです。
今週末は、夏の主役となる太平洋高気圧が勢力を強める見込みです。
沖縄は梅雨明けの可能性があり、九州から関東は再び梅雨の晴れ間で、まるで夏本番の暑さになるでしょう。
屋外のレジャーなどを計画されている方は、熱中症に十分警戒して、対策を行ってください。
あると便利 熱中症対策グッズ
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。