19日の熱中症情報 福岡や名古屋など「厳重警戒」 喉が渇く前に水分補給を
西ほど気温上昇
九州から東海は30℃以上の真夏日になる所が多く、福岡と名古屋では熱中症「厳重警戒」レベル。そのほかも「警戒」となっていて、冷房を使って室温を下げるなど、対策が欠かせません。また喉が渇く前に水分をとるよう、心がけましょう。
一方、関東甲信は28℃前後と、極端な暑さは収まりそうです。北陸と東北は25℃前後と、きのう18日より低くなるでしょう。それでも、日中は汗ばむ陽気が続きます。熱中症対策をしてお過ごしください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナなどを水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。