春本番の暖かさで3月スタート あす2日は気温降下 東京都心は夕方から風冷たく
春本番の暖かさで3月スタート
午後2時までの最高気温は、東京都心は18.9℃まで上がり、2日連続18℃以上で日中はコートが邪魔になるくらいに。仙台は17.6℃、名古屋は17.5℃、福岡は17.4℃ときのうに続き、17℃以上の季節を先取りした暖かさでした。
きのう28日(火)は札幌では11.2℃まで上がり、2月として記録的な高温となりましたが、きょう1日(水)は6.8℃どまりに。それでも3月下旬並みとなりますが、観測された時間はきょう未明で、午後2時現在は3.3℃で、きのうの同じ時間と比べて約8℃も低くなっています。
あす2日(木) 気温降下 関東は日中暖かくても夕方から寒く
日本海側から次第に雨の範囲が広がり、今夜からあす2日(木)朝にかけては太平洋側でも雨の降る所が多いでしょう。
前線南下後のあす2日(木)は、朝は気温が高い所も、日中は気温が降下します。
最高気温は、日本海側では、きょう1日(水)より5℃以上低くなる所もある見込みです。東京都心は日中18℃くらいまで気温が上がりますが、日中は暖かくても、夕方から風が冷たくなるでしょう。夜は朝よりもだいぶ寒く感じられそうです。
夜の寒さを想定して、きょうより暖かいコートを選んでお出かけください。
3日(金)ひな祭りは空気ヒンヤリ 4日(土)から日毎に気温アップ
その後4日(土)以降は、日毎に気温が上昇しやすくなるでしょう。
週明けは、再び季節先取りの暖かさとなる所が多く、東京や名古屋など20℃近くまで上がりそうです。
急に春めいて、花粉がピークを迎えている所があります。この先も晴れて暖かな日が多くなるため、花粉が非常に多く飛ぶ日が続きそうです。花粉症の方はもちろん、花粉症でない方も、対策を行った方が良さそうです。
スギ花粉 関東~九州で最盛期入りも
まだスギ花粉の飛散は始まったばかりです。
今シーズンの花粉飛散量は、広い範囲で昨年より「非常に多く」、例年に比べても関東甲信や東北の太平洋側などで「非常に多い」予測となっています。まだ花粉症の症状が出ていない方や、これまで花粉症とは無縁だったという方も、注意が必要でしょう。
少しでも楽に過ごすために、家の中に「花粉を持ち込まない」ことが大切です。部屋の中に入る前に、服に付着した花粉を払ったり、すぐに手洗い、うがい、入浴するなど、帰宅後にできる対策をできる限り行いましょう。