日本海側で積雪増 西日本は太平洋側の市街地でも積雪に 大雪に警戒を
北海道では観測史上最多の降雪も
また、金沢市では、午前8時までの6時間に20センチの降雪を観測し、「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されました。その後、午前9時までの6時間に降った雪の量は21センチとなりました。さらに富山県高岡市の伏木では、午前8時までの6時間に26センチの降雪を観測し、12月の値としては最も多くなっています。
西日本は太平洋側の市街地でも積雪
広島市でも、午前11時現在、4センチの積雪となっていて、奈良市や山口市でも積雪となりました。
月曜日(26日)にかけて大雪に警戒
また、その先も、週明け月曜日にかけて、北陸などを中心にさらに雪の量が増える予想です。大雪による交通への影響や、暴風雪、高波に警戒してください。
年末で帰省などを計画されている方もいらっしゃると思います。気象情報とともに、道路の情報などもチェックし、場合によっては経路の迂回など、計画を変更することも検討してください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。