北日本は24時間で積雪40センチ増も 市街地でも積雪に 新潟も初雪
北日本 市街地でも積雪
積雪を、きのう(1日)ときょうのそれぞれ正午時点で比較すると、24時間で、青森県八甲田山系の酸ケ湯では42センチも増加しました。また、青森市では27センチ増え、秋田市ではきのう正午に0センチだったのが、きょう正午時点で11センチの積雪となり、市街地でもまとまった雪となっています。
きょう午前には、仙台市、福島市、長野市、佐賀市で初雪が観測されましたが、午後には新潟市でも初雪が観測されました。新潟市の初雪は、平年より6日遅く、昨年より11日早い観測です。
雪の原因は?
さらに、まとまった雪となった原因として、「海面水温が平年より高いこと」が挙げられます。海面水温は、日本海では平年より2度~3度ほど高い状態が続いていて、そのため空気中の水蒸気量が多くなっています。大陸から吹き出す空気が、雪のもととなる水蒸気を日本海で補給するため、雪の量が多くなるのです。
あす3日も北海道はふぶく所も
北日本の市街地では、今シーズン初の積雪になっている所があります。雪道の運転に慣れている方でもシーズン始めの雪道の運転には十分にお気を付けください。また、雪道を歩く場合も、歩幅を小さくするなどして、転倒しないようご注意ください。