富士山や甲斐駒ヶ岳など麓まで雪化粧 北風冷たく都心15℃届かず 朝晩冷え込み続く
関東甲信の山々で一気に雪化粧
きょう25日朝は、全国に900地点ほどあるアメダスのうち、最低気温が0℃未満の冬日は150地点以上になり、今季最多となりました。
また、冬の便りも続々と届きました。
前橋地方気象台から白砂山と浅間山、宇都宮地方気象台から男体山、甲府地方気象台から甲斐駒ヶ岳、長野地方気象台から東方連山の「初冠雪」の便りが届きました。関東の「初冠雪」は、今シーズン初めてです。東方連山では、平年並みの観測でしたが、白砂山と浅間山、男体山、甲斐駒ヶ岳は平年より5日から10日早い観測となりました。
写真は山梨県から見た甲斐駒ヶ岳です。山梨県から見た山々は、南岸低気圧の通過後並みに白く雪化粧しました。富士山や甲斐駒ヶ岳では、山麓まで冠雪している様子が分かります。
正午までに関東から北で15℃届かず
名古屋市で16.1℃、大阪市で18.9℃、福岡市で16.8℃などとなっていて、全国的に北風が強まり、体感的に寒く感じられます。
このあとも気温の上がり方は鈍く、東海から西では上がっても20℃くらいにとどまるでしょう。
体を冷やさないように、暖かくしてお過ごしください。
朝晩の冷え込み続く
あす26日以降は、全国的に晴れの天気が続き、日中は日に日に寒さがやわらぐでしょう。
ただ、朝晩の冷え込みには注意が必要です。
週末にかけて北日本、東日本は10度を下回り、北海道では5度以下の日も。
西日本でも10℃を少し超えるくらいで、朝晩は冬物や暖房が欲しくなるような冷え込みが続きそうです。
空気の乾く日が続きますので、乾燥と低温で風邪をひかないようにご注意ください。