24時間降水量200ミリ超 今夜は東海だけでなく関東甲信・近畿も「激しい雨」
三重県 「24時間降水量200ミリ超」や「非常に激しい雨」の所も
この台風の影響で、紀伊半島の南東斜面を中心に、雨が強まっています。
13時までの24時間降水量は、三重県尾鷲市で263.5ミリ、三重県紀北町で207.5ミリと、200ミリを超えました。紀北町では、平年9月の降水量が474.0ミリですので、平年9月ひと月分の約4割の雨が、たった1日で降ったことになります。
また、尾鷲市では、11時55分までの1時間に37.5ミリの「激しい雨」、志摩市では、14時00分までの1時間に50.5ミリの「非常に激しい雨」を観測しました。
今夜 東海は「非常に激しい雨」 関東甲信・近畿は「激しい雨」の所も
東海地方では、三重県や愛知県だけでなく、静岡県でも雨が強まり、局地的に「非常に激しい雨」が降りそうです。「非常に激しい雨」とは、滝のように降る雨で、傘が全く役に立たないレベルです。
また、関東甲信(神奈川県や山梨県中心)や、近畿(奈良県や和歌山県中心)でも、「激しい雨」の降る所がありそうです。「激しい雨」とは、バケツをひっくり返したように降る雨で、道路が川のようになるくらいです。
夜暗い時間に、雨の強まる所がありますので、最新の気象情報を確認し、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に、十分お気をつけください。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。