小笠原諸島の父島 最大瞬間風速48.4メートル 8月1位の記録的暴風
小笠原諸島で記録的暴風
この台風の影響で、小笠原諸島の父島では午後6時16分に最大瞬間風速48.4メートル、午後6時22分には最大風速31.1メートルを観測。ともに8月としては1位の記録的な暴風になりました。
きょう29日の夜のはじめ頃までは、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛び散ったりするほどの猛烈な風が吹く恐れがあります。
不要不急の外出は控えて、屋内では窓から離れるなど、暴風に厳重な警戒をしてください。
猛烈な風とはどのくらいの強さか
このような猛烈な風が吹くと、走行中のトラックが横転したり、多くの樹木が倒れたりする恐れがあります。電柱や街灯で倒れるものや、ブロック塀や住家が倒壊するものがでる可能性もあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)
屋外での行動は極めて危険ですので、猛烈な風が吹くと予想される場合は、不要不急の外出は控えてください。
台風の暴風 家の中で いるべき所は
また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。
暴風や突風によって、建物に様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。
具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。
なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。
もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。
風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。