8月最後の土曜日 関東は猛暑日も 西と東で質の違う暑さ
関東は蒸し暑く、中国・九州はカラッと
一方、西日本は乾いた空気に包まれて、中国地方や九州などはカラッとした暑さになりました。鹿児島市では最高気温が34.6℃で、最小湿度は33%まで下がりました。
※最高気温、最小湿度ともに午後4時までの値。
湿度の違いは2つの高気圧
関東などには日本の東にある高気圧(太平洋高気圧)を回る南からの湿った空気が流れ込んでいるため、湿度が上がり、蒸し暑くなりました。
一方、中国地方や九州は日本の西にある大陸の高気圧に覆われてきています。この高気圧は乾いた空気を持っているため、湿度が下がり、カラッとした暑さになりました。
来週は広い範囲で蒸し暑い
湿度にも変化が出てきそうです。あす28日は東海~九州はカラっとした暑さですが、来週の中頃からは広い範囲に湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本の各地で蒸し暑くなるでしょう。
9月のスタートは関東~九州で厳しい暑さの所は減りますが、湿気が多いので、引き続き体調管理と食品の管理には十分ご注意ください。
一方、東北や北海道では来週は季節が秋へと進みそうです。仙台市や札幌市の最高気温は水曜日頃から22℃~23℃くらいで、平年を下回る日が多いでしょう。肌寒いくらいの日もあるので、秋物の服を準備しておくとよさそうです。