福岡県で1時間に約120ミリ「記録的短時間大雨情報」
福岡県久留米市、うきは市付近で猛烈な雨
アメダス地点では、福岡県朝倉市で21時35分までの1時間に80.0ミリ、佐賀県鳥栖市では21時16分までの1時間に80.5ミリの猛烈な雨を観測しました。朝倉市では、21時40分までの3時間降水量が109.5ミリに達し、1976年の統計開始以来、8月の1位の値(これまでは2009年8月15日の96.5ミリ)を更新しました。
【追記】
福岡県久留米市付近で、22時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、新たに「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
福岡県八女市付近で、22時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、新たに「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
記録的短時間大雨情報とは

いつ避難する? タイミングは?
そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5になると、すでに災害が発生している状況ですので、命を守る行動が必要です。警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい場合がありますので、早めの避難が必要です。
天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。