九州 災害危険度が非常に高い所も 北部は午前中、南部は日中も線状降水帯発生に警戒
九州で線状降水帯発生
九州北部では線状降水帯による猛烈な雨が降り、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。午前6時現在も佐賀県、福岡県、大分県、山口県、島根県には土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
24時間雨量は長崎県対馬空港で257.5ミリ(4時30分まで)、長崎県対馬市厳原で223.5ミリ(4時30分まで)、長崎県壱岐市芦辺で223.5ミリ(6時00分まで)、山口県美祢市東厚保で213.5ミリ(6時00分まで)と200ミリ超の大雨となっています。
線状降水帯の発生しやすい状況が続く
避難時の注意点
できるだけ複数人で避難するようにしましょう。浸水が始まっている場合は、傘や杖などの棒状のものを使って足元を確認しながら慎重に避難してください。
土砂災害は、雨のピークが過ぎて小康状態になっている時や雨がやんだ後にも発生する可能性があります。雨がやんだ後も、避難指示や大雨警報が解除されるまでは、避難場所にとどまりましょう。
やむを得ない場合には、建物の斜面とは反対側の2階以上の部屋へ移動しましょう。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)