宮崎は今年初の猛暑日 中国・四国~関東の最高気温は6月並み 東京より旭川が暑い
南と北で 暑かった
一方、中国・四国から関東は曇りや雨で、気温の上がり方が鈍くなりました。14時までの最高気温は、東京都心では26.9℃、名古屋市は28.7℃、大阪市は28.9℃といずれも6月下旬並みでした。広島市は27.7℃と6月下旬並み、徳島市は27.0℃と6月中旬並みでしたが、共に未明に観測された気温でした。
中国・四国~関東では、気温は、九州ほど上がりませんでしたが、湿度が高いというのがポイントです。東京都心では、14時までの最小湿度が78%と、ムシムシとした空気に包まれました。
また、東北や北海道は、日本海側を中心に、日差しが気温を押し上げました。14時までの最高気温は、秋田市で31.0℃、北海道旭川市では28.9℃と、東京都心よりも暑くなりました。
15日金曜 暑さはどうなる?
熱中症情報をみますと、那覇市・福岡市・広島市・大阪市は、1番上のレベルの「危険」となっています。鹿児島市・高知市・名古屋市・金沢市・新潟市は「厳重警戒」、東京都心や仙台市は「警戒」です。
最高気温は、沖縄や九州、四国の所々で33~34℃くらいまで上がるでしょう。富山市や福井市など、北陸でも、32℃~33℃くらいの所がありそうです。
各地とも、気温だけでなく、湿度も高いので、不快な蒸し暑さでしょう。熱中症には、くれぐれもお気をつけください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。