こんやにかけて東北から九州で急な強い雨や落雷 天気の急変に注意 身を守る方法は
午後は広い範囲で急な強い雨や落雷、突風に注意
けさは、北海道や東北、北陸で雨の降っている所があり、岩手県西和賀町では午前8時10分までの1時間に30.5ミリの激しい雨が降りました。(数値は速報値)また、東北と北陸では、雷雨になっている所が多くなっています。
こんやにかけて、関東から九州にかけても、内陸部を中心に、にわか雨や雷雨がありそうです。晴れている所でも、午後は天気が急変する恐れがあります。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
落雷から身を守る方法(屋外)
避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
落雷から身を守る方法(屋内)
1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。
竜巻から身を守る方法(屋外)
また、避難する建物へ向かう際は、強い風によって、屋根瓦などが飛んでくるおそれもありますので、十分注意してください。電柱や樹木など、突風にあおられて倒壊する可能性がありますので、近づかないようにしてください。近くに頑丈な建物などがない場合は、物陰や、水路などのくぼみに、身を伏せましょう。