午前中から「真夏日」続出 最高気温33℃台の所も 熱中症情報は「危険」レベル
午前中から 最高気温33℃台の所も 今年1番の暑さも続出
11時までの最高気温は、兵庫県豊岡市で33.9℃、大分市で33.6℃、出雲空港や島根県益田市、愛媛県大洲市、大分県佐伯市宇目で33.5℃を観測しました。宮崎市や松山市、松江市などでも32℃台まで気温が上がり、鹿児島市や大分市でも、今年1番の暑さになりました。
また、気温の上がるペースが速く、真夏日(最高気温30℃以上)地点は、22日水曜は178地点でしたが、23日木曜11時現在、178地点となっています。富山市や金沢市、京都市、大阪市、奈良市、和歌山市、岡山市、広島市、鳥取市、高松市、高知市、福岡市、熊本市なども、すでに真夏日になりました。
午後は 真夏日地点が更に増加 熱中症情報は「危険」レベルの所も
熱中症情報を見ますと、大阪市や広島市、福岡市、那覇市は、一番上のレベルの「危険」、名古屋市や新潟市、金沢市、高知市、鹿児島市は「厳重警戒」です。
無理をしないで、できるだけ暑さを避け、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
また、エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。