都心でも「激しい雨」を観測 関東・東北では大雨警報も 土砂災害などに警戒・注意を
関東・東北に「大雨警報」 福島県には「土砂災害警戒情報」

関東では、東京都心で、午後0時03分までの1時間に34.5ミリの激しい雨を観測しました。都心での1時間に30ミリ以上の激しい雨は、今年初めてです。関東で雨のピークは過ぎつつあり、発達した雨雲は、西から東へ移ってきています。
一方、東北では、福島県白河市で、午前11時56分までの1時間に30.0ミリの激しい雨を観測しています。また、所々で1時間降水量が、5月として最も多い記録を更新しています。東北の雨は、太平洋側が中心で、これからの昼過ぎの時間帯にピークを迎えるとみられます。
午後0時30分現在、「大雨警報」と「洪水警報」が、東京都、埼玉県、福島県のそれぞれ一部に発表されています。また、福島県には「土砂災害警戒情報」が発表されています。土砂災害警戒メッシュの図でも、福島県内に紫色の「非常に危険」のエリアが分布しています。土砂災害、低い土地の浸水や、道路の冠水、川の増水や氾濫に警戒・注意が必要です。
雨雲は次第に東へ抜けて、天気は急速に回復する見込みです。ただ、雨がやんだ地域でも、山の斜面や、増水した川の近くなどには近づかないようにしてください。