「線状降水帯予測」気象庁6月1日開始 半日前から情報提供 早期避難へ繋げて
「線状降水帯予測」6月1日から開始へ
早めの避難につなげるため、まずは「九州北部」など大まかな地域を対象に半日前から情報提供が開始されます。たとえば、深夜や未明の状況を日中のうちに予想して、明るいうちに避難の心構えができることになります。
気象庁のホームページでは、[防災情報]→[気象防災] 気象情報の中の「大雨に関する○○地方気象情報」で発表されます。また、「台風第○号に関する気象情報」の中で線状降水帯の可能性に言及されることがあります。
なお、tenki.jpでも線状降水帯予測が発表された場合は日直予報士などで随時お知らせいたします。
※「線状降水帯」とは
梅雨入り後は「線状降水帯」の発生に一層警戒を
このように前線の活動が活発になると、線状降水帯の発生しやすい気象条件になることがしばしばあります。
まもなく6月。九州から東北でも梅雨が近づいています。今月24日発表の3か月予報では、6月は九州から関東甲信では降水量が平年並みか多い予想で、特に、九州から近畿を中心に湿った空気が流れ込みやすく、梅雨入り早々、大雨となる恐れもあります。
大雨や洪水に関する警報、土砂災害警戒情報など大雨に関する情報に加え、「線状降水帯予測」が発表された場合は、避難情報を確認し、早めの避難を心がけてください。