紫外線対策万全に 「きわめて強い」所も 短い時間でも油断禁物 マスク焼けに要注意
うっかり日焼け マスク焼けに要注意
この時期は、紫外線がかなり強く、真夏と比較しても80%~90%くらいあります。日中、強い日差しを浴びた場合、1時間以内、場合によっては30分足らずで肌が赤くなる場合があります。近所への買い物や、洗濯を干すなど、短い時間でも肌にダメージが出るほど紫外線は強くなっています。
一日の中で一番紫外線が強まる時間帯は、正午頃をはさむ数時間です。帽子や日傘など対策は万全に行いましょう。
コロナ3年目で、マスクをしているのが、ごく普通の光景になりました。これからの時期は、「マスク焼け」をしてしまう可能性があります。短い時間の外出でもお肌にダメージを与えますので、日焼け止めクリームをこまめに塗りなおすなど対策を心がけましょう。
海や山 特に注意
① 曇りの日でも、油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。
② 紫外線は反射する性質がありますが、反射率は、地表面の種類によって、大きく変わり、砂浜・水面は10~20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝部・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。
③ 標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10~12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう、日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。