網走で桜満開 統計開始以来初の4月中の満開 連休中に桜前線はゴールへ
北ほど早い桜の開花や満開
今年の桜の開花や満開はほぼ全国的に平年より早い傾向ですが、北に行くほどその傾向は顕著です。北海道では開花、満開ともに平年より1週間以上早い所がほとんどで、開花から2~3日で満開を迎えています。
なお、気象庁では、さくらの開花日とは、標本木で「5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日」としています。満開日とは、標本木で「約 80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日」です。
追記)午後3時半頃に室蘭でも桜(ソメイヨシノ)が満開となりました。
桜の観測の対象は、主にソメイヨシノですが、ソメイヨシノが生育しない地域では、ヒカンザクラ、エゾヤマザクラを観測していて、帯広や旭川、網走の桜の標本木はエゾヤマザクラです。
ゴールデンウイーク中に桜の開花前線はゴールへ
最新の桜開花予想では、稚内が5月5日、釧路が5月6日となっていて、予想通りなら稚内は平年より8日、釧路は平年より10日も早く咲くことになります。
北海道の東部や北部ではいつもならゴールデンウィーク明けに桜の季節となりますが、今年はゴールデンウィーク中にお花見を楽しむことができそうです。
尚、お花見の際は、感染防止のため、密を避けたり、マスクの着用・手指の消毒などの対策をとった上でお楽しみください。