北陸や北海道など 観測史上1位の積雪 大雪のあと注意すべきことは?
北陸や北海道など 記録的な大雪
新潟県津南町では、24日(木)午前1時の積雪は419センチと、1989年の統計開始以来、観測史上1位の積雪の深さとなりました。午前8時の積雪は413センチと、6センチ減り、大雪の峠は越えました。
北海道でも、経験したことのないような大雪となっています。新千歳空港では23日(水)午前10時の積雪は123センチと、統計開始以来、観測史上1位の積雪となりました。きょう24日(木)午前8時の積雪は111センチと減少傾向ですが、欠航が決まった便があるなど、交通への影響が続いています。
雪下ろしの注意点
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。
慣れていても必ず2人以上で、声を掛け合い、安全を確かめてから行いましょう。疲れたら十分に休憩をとって、無理な作業は絶対にやめてください。