東海や関東で「雪」や「みぞれ」を観測 関東の広範囲で予報より早く雪が降る可能性
名古屋・銚子・館山で「雪」を観測
9時の実況天気は、名古屋と銚子、館山で「雪」、勝浦で「弱い雪」、静岡で「みぞれ」を観測しました。
なお、名古屋地方気象台では目視で雪を観測していますが、静岡地方気象台や、関東甲信の地方気象台および特別地域気象観測所では、人が目視で行ってきた天気や大気現象、視程の観測を2019年2月1日より自動化しました。このため雪の観測は、降水と気温や湿度から自動的に判別して発表されます。
関東 早い時間から「雪」で降り出す可能性
朝の予報よりも、早い時間から降水域が広がっているだけでなく、朝から気温がほとんど上がっていません。東京都心の10時の気温は、2.3℃でした。
気温が低いので、沿岸部でも、降り出しから「雨」ではなく「雪」の所が多くなる可能性が高くなっています。たとえ大雪にならなくても、夜にかけて濡れた路面が凍結するおそれもあります。足元や車の運転などは、十分お気をつけください。
路面の凍結 特に注意すべき所は
①橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
②トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
③交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
④日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。