10月31日までのインフルエンザ報告数 昨年同時期と同じく極端に少ない
インフルエンザ報告数 極端に少なく
この先1か月 「急な寒さ」と「空気の乾燥」に注意
11月4日に気象庁が発表した「1か月予報」を見ますと、沖縄・奄美は11月6日~11月12日の週から平均気温が「平年より低い」予想です。これまで最高気温が25℃以上の夏日の所もありましたが、急に季節が進むでしょう。
東海・関東甲信・北陸は、11月6日~12日の平均気温は「平年より高い」ですが、11月13日~11月19日の平均気温は「平年並み」で、このタイミングで一気に秋が深まりそうです。
一方、11月後半から季節の歩みが加速するのは、九州から近畿、そして東北・北海道です。
九州から近畿は、11月13日~19日の平均気温は「平年並み」ですが、11月20日~12月3日の平均気温は「平年並みか低い」予想です。東北と北海道は、11月13日~19日の平均気温は「平年より高い」ですが、11月20日~12月3日の平均気温は「平年並み」でしょう。
さらに、この先、冬にかけては、太平洋側を中心に、空気の乾きやすい日が多くなる時期です。空気が乾くと、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。昨冬は感染症対策の効果などが考えられ、冬になってもインフルエンザの報告数は例年に比べて、少ないままでした。この冬も、対策をしっかりしてお過ごしください。