10月半ばでも季節外れの暑さ 大分県日田市は「最も遅い真夏日」記録更新
九州は真夏日の所も
15時までの最高気温は、東北南部や関東から西では25℃以上の所が多く、仙台市は4日ぶりの「夏日(最高気温25℃以上)」になりました。東京都心は25.4℃と9月下旬並み、大阪市は28.7℃と9月中旬並みでした。
特に暑かったのは九州で、大分県日田市は最高気温30.9℃と、1942年の統計開始以来「最も遅い真夏日(最高気温30℃以上)」の記録を更新しました。
そのほかも、九州では30℃近くまで気温の上がった所が多く、佐賀市や宮崎県都城市では真夏日になりました。
一方、鹿児島市は29.4℃(9月下旬並み)で、9月20日から10月14日まで25日連続した「秋の連続真夏日記録」がストップしましたが、それでも真夏日に迫る暑さでした。熊本市は29.6℃で、9月25日から続いていた真夏日から解放されたものの、9月中旬並みの暑さでした。
週末から来週にかけて 寒暖差に注意
ただ、この暑さも終わりが見えてきました。
17日日曜以降は、寒気が南下するため、全国的に秋が深まるでしょう。最高気温は、関東から九州北部では20℃前後の日が多く、鹿児島市など九州南部でも19日火曜以降は、20℃前後の予想です。
特に来週は、関東から北では、昼間もヒンヤリする日があるでしょう。東京都心では、19日火曜の最高気温は14℃と、12月上旬並みの予想です。札幌市では20日水曜と21日木曜は、最高気温がひと桁の日が続くでしょう。
この先は、寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、十分お気をつけください。