広島県で線状降水帯による非常に激しい雨
広島県で「線状降水帯」による非常に激しい雨
広島県では、引き続き13日(金)昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。その後も断続的に激しい雨が降り、15日(日)にかけて大雨となる見込みです。雨の降る量がさらに増えるでしょう。土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒してください。
「線状降水帯」とは
1つ1つの積乱雲は、雨を降らせると、たちまち消滅してしまいますが、「線状降水帯」は、 次々に発生した積乱雲が、数時間にわたって、ほぼ同じ場所を通過・停滞するため、長い時間、非常に強い雨が降り続きます。「線状降水帯」が発生すると、大きな災害の要因となる集中豪雨を引き起こすことがありますので、土砂災害や河川の増水に、特に警戒が必要です。
土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒

なお、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、絶対に、斜面に近づかないでください。