西日本を中心に暴風 観測史上1位の値を更新した所も
きょう(9日:月曜)18時までの最大瞬間風速は京都府京丹後市の間人(たいざ)37.6メートル、島根県出雲市の斐川(ひかわ)では36.5メートル、愛媛県四国中央市34.5メートルなど、いずれも2009年以降の観測史上1位の値を更新しています。また、鳥取市では33.8メートルを観測し、1943年以来、8月としての1位の記録を更新しました。
低気圧から離れている関東も風が強く、横浜市は最大瞬間風速27.0メートル、東京都心では21.2メートルを観測しています。都心で最大瞬間風速が20メートルを超えるのは今年の3月3日以来のことです。
なお、低気圧は今後も衰えることなく日本海を北上し、あす(10日:火曜)には北日本へと進む見通しです。沖縄・九州から東海にかけての非常に強い風は収まる所が多いですが、関東、北陸、東北、北海道では引き続き風が強く、非常に強い風が吹く恐れもあります。天気が回復する所でも風には警戒が必要です。