午前中から最高気温35℃以上の所も 午後は「体温超えの暑さ」が続出 熱中症に警戒
熱中症情報 北から南まで「危険」レベルが続出
午前10時までの最高気温は、鳥取市で35.5℃、松江市で35.4℃と、すでに猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。また、東京都心は31.9℃、名古屋市は33.1℃、大阪市は30.4℃まで上がってきました。
午後は、日本海側を中心に、猛烈な暑さが続くでしょう。予想気温は、福岡市や新潟市など、体温を超える所もありそうです。太平洋側でも、東京都心や名古屋市、大阪市など、35℃近くまで上がるでしょう。
熱中症情報を見ますと、北海道から沖縄まで、一番上のレベルの「危険」の所が多くなっています。万全な熱中症対策を、心掛けてください。
新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント
① 適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。
② できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。
③ 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
④ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
⑤ 日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。
高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。