台風6号 発達しながら沖縄本島や先島諸島に接近へ 暴風に厳重警戒 影響長引く
台風6号 強い勢力で沖縄本島地方や先島地方に接近へ
台風6号は、今後、発達しながら沖縄の南を西よりに進み、強い勢力で、沖縄本島地方や先島諸島に接近する見込みです。沖縄地方では暴風に厳重に警戒するとともに、沖縄地方と鹿児島県の奄美地方では高波への警戒が必要です。
沖縄本島地方では20日から22日、先島諸島では20日から24日は、大雨の恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。
気象庁は、20日までに早めに台風対策を行い、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼びかけています。
台風6号は、動きが遅く、影響が長引くことが特徴です。
予想される最大風速(最大瞬間風速)
20日
大東島地方 25メートル(35メートル)
沖縄本島地方 23メートル(35メートル)
先島諸島 18メートル(30メートル)
21日
大東島地方 20メートル(30メートル)
沖縄本島地方 23メートル(35メートル)
先島諸島 40メートル(55メートル)
22日
大東島地方 15から19メートル(20から30メートル)
沖縄本島地方 20から24メートル(25から35メートル)
先島諸島 30から40メートル(40から60メートル)
なお、台風の進路等によっては、沖縄本島地方では20日から21日に暴風になる恐れがあります。
予想される波の高さ
20日
大東島地方 7メートル
沖縄本島地方 8メートル
先島諸島 5メートル
21日
大東島地方 6メートル
沖縄本島地方 8メートル
先島諸島 8メートル
22日
大東島地方 4から5メートル
沖縄本島地方 6から8メートル
先島諸島 6から8メートル
予想される雨量
大東島地方 150ミリ
沖縄本島地方 100ミリ
その後、22日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
大東島地方 およそ50ミリ
沖縄本島地方 100から200ミリ
先島諸島 100から150ミリ
台風の進路等によっては、沖縄本島地方では20日から22日は、先島諸島では21日から23日は、警報級の大雨になる恐れがあります。
予想される最高潮位
予想される最高潮位(標高)と高潮に注意が必要な期間
宮古島地方 1.4メートル 21日未明から明け方