きょう17日も「滝のような雨」や「落雷」を観測 大気の不安定な状態 いつまで?
あちらこちらで 雨雲や雷雲が発達
愛知県新城市では、13時57分までの1時間に79.5ミリの「非常に激しい雨」を観測し、2002年の統計開始以来、観測史上1位となりました。「非常に激しい雨」とは、滝のようにゴーゴーと降り続く雨で、傘は全く役に立たなくなるレベルです。
また、新潟県加茂市の宮寄上では、14時20分までの1時間に20.0ミリの「強い雨」を観測、長野県上高地では14時20分までの1時間に18.5ミリの「やや強い雨」を観測しました。
さらに、落雷も次々と観測されていて、14時現在、東北や関東甲信、東海、北陸の広い範囲に「雷注意報」が発表されています。
大気の不安定な状態 いつまで?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「日中なら、真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
あす18日には、上空の寒気が遠ざかりますので、本州付近の大気の不安定な状態は、徐々に解消するでしょう。雨が降ったとしても、これまでのような激しい雨にはならない見込みです。