九州や四国に活発な雨雲 土砂災害警戒情報「警戒レベル4相当」発表中の所も
非常に激しい雨を観測
午前11時現在、九州から近畿の太平洋側を中心に雨雲がかかっています。特に、九州や四国には発達した雨雲がかかり、非常に激しい雨や激しい雨の降っている所があります。
熊本県山江村は10時14分までの1時間に54.0ミリの非常に激しい雨が降り、5月の1位の値を更新しました。熊本県水俣市は午前6時33分までの1時間に49.5ミリ、熊本県球磨村は午前10時6分までの1時間に44.5ミリ、鹿児島県阿久根市は午前8時52分までの1時間に42.5ミリの激しい雨を観測しました。
午前11時00分までの12時間雨量は熊本県水俣市では159.0ミリ、鹿児島県山江村では148.0ミリに達しています。
あす21日の朝にかけて非常に激しい雨や激しい雨が降り、さらに雨量が増えるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要です。
土砂災害警戒情報が発表されている地域
降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっており、避難が必要となる危険な状況となっています【警戒レベル4相当情報[土砂災害]】。崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。