8月の熱中症による救急搬送人員 昨年より6,000人ほど多かった
8月の熱中症による救急搬送人員
搬送人数の内訳は、65歳以上の高齢者が最も多く24,927人で、全体の6割近くを占めました。次いで、18歳以上65歳未満の成人で14,790人、7歳以上18歳未満の少年は3,149人、0歳から7歳未満の乳幼児は192人です。
発生場所は、住居が最も多く19,322人で、全体の4割以上を占めました。次いで、歩道を含む道路が7,593人、道路の工事現場や工場などの仕事場が4,594人です。
8月は記録的な暑さだった
また、様々な暑さの記録がでました。
①17日には静岡県浜松市で最高気温が41.1℃まで上がり、埼玉県熊谷市の日本歴代最高気温に並びました。
②岡山県高梁市は8月9日から31日まで23日連続で猛暑日になり、これまでの国内の連続猛暑日の最長記録である大分県日田市の22日連続を超えて、26年ぶりに国内の連続猛暑日記録を更新しました。
③東京都心の8月の猛暑日は11日間となり、8月としては統計開始以来、最多になりました。
④大阪市は統計開始以来、初めて1週間連続で最高気温が37℃以上となりました。
⑤28日、北海道上富良野町や富良野市麓郷で猛暑日となり、北海道での最も遅い猛暑日を更新しました。