霧島山 火山活動長期化・活発化の恐れ

新燃岳 噴火警戒レベル3継続
噴火活動は3月の溶岩噴出時期に比べて次第に低下してきていますが、地震活動は3月の噴火以前より高い状態を保っていますので、噴火を繰り返す可能性があります。
※弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
えびの高原(硫黄山)周辺 噴火警戒レベル2継続
4月の噴火後は地震活動、地殻変動及び噴気活動などの観測データに火山活動の低下傾向がみられていますが、再び活発化を示す変化が認められた場合には、噴火が発生する可能性があります。
※えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。