北は冬日 南は熱帯夜 気温差大
きょう18日は北と南で気温の差が大きくなっています。朝は、北海道の一部で冬日(最低気温が0度未満)となった一方、沖縄では所々で25度を下回らず、熱帯夜となりました。
北と南で気温差大
きょう18日は東北北部に前線が停滞しており、この前線が日本列島の季節を分けています。前線の北側にある、北海道や東北北部では、きのうの朝より冷えた所が多く、この時期としては冷たい空気に包まれた所も。北海道では一部で冬日(最低気温が0度未満)となり、宗谷地方の稚内市沼川の最低気温は4月中旬並みの氷点下0度6分まで下がりました。
一方、前線の南側にあたる東北南部から九州、沖縄にかけてはこの時期としては気温が高く、寝苦しいくらいの所もありました。沖縄では所々で25度を下回らず、熱帯夜に。与那国空港の午前0時から9時までの最低気温は27度0分と、6月下旬並みでした。
同じ日に冬日と熱帯夜が出現するのは、5月8日以来10日ぶりです。※南鳥島と富士山は除く。
激しい気温差がもたらすものは
前線の北と南で気温の差が大きいため、前線上の低気圧があすにかけて発達するでしょう。東北や北陸ではあす明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。関東から西でも日本海側を中心に急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。