今年の桜 異例の早さ お花見日和は多い
桜 記録的に早く
これは、冬に厳しい寒さとなり、休眠打破(※)が順調に進んだうえ、3月に入ってから気温が平年より高い日が多くなっているため、桜のつぼみが急生長したからです。(※休眠打破とは、前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めることをいいます。)
ただ、開花から満開までの期間が短いわけではありません。上の表の通り、開花から満開までの期間は平年並みかやや短い程度の所が多くなっています。東京も1週間とほぼ平年と同じで、開花や満開の時期は早かったものの、例年通りの期間、桜を楽しめているのです。また、ちょうどお花見の時期に晴天が続き、お花見日和が多くなっているのも今年の特徴です。