週間天気 26日(金)にかけて北日本と北陸は大雪警戒 週末は気温上昇 なだれ注意
26日(金)頃にかけて、北日本や北陸では大雪になる所があるでしょう。ふぶきや吹きだまりなどによる、交通への影響、強風、高波に注意が必要です。関東から西は晴れますが、北風が冷たいでしょう。週末から気温が上がり、寒さは少し落ち着きそうです。
25日(木) 日本海側に活発な雪雲が流れ込む 全国的に風が強い
今日24日(水)は、今季一番の寒気が流れ込み、日本海側を中心に記録的な大雪になりました。大雪のピークは今日24日(水)ですが、明日25日(木)にかけても冬型の気圧配置は続き、強い寒気が居座るでしょう。ピークは越えるものの、明日25日(木)も日本海側を中心に雪が降り、さらに積雪量が増える見込みです。また、北または西よりの風が強く、北日本では雪を伴った暴風となり、大しけとなるでしょう。引き続き、暴風雪や、ふぶき、吹きだまりによる交通への影響に警戒してください。なだれにも注意が必要です。
26日(金)～29日(月) 次第に冬型が緩み、晴れの範囲が広がる
26日(金)は次第に冬型の気圧配置が緩みますが、北日本の日本海側と北陸では弱い雪が残る見込みです。一方、太平洋側は日差しがたっぷり届くでしょう。
27日(土)から29日(月)は、大陸から高気圧が張り出すため、晴れる所が多くなりそうです。北陸の雪も雨に変わるでしょう。
積雪が多く残った状態で雨が降ると、雨によって雪解けすることが予想されるため、土砂災害やなだれ、落雪などに注意が必要です。屋根に積もった雪が落雪するリスクも高くなります。
30日(火)から31日(水)は、北日本付近で再び冬型の気圧配置となるでしょう。日本海側を中心に、雨や雪が降りやすくなりそうです。
27日(土)から29日(月)は、大陸から高気圧が張り出すため、晴れる所が多くなりそうです。北陸の雪も雨に変わるでしょう。
積雪が多く残った状態で雨が降ると、雨によって雪解けすることが予想されるため、土砂災害やなだれ、落雪などに注意が必要です。屋根に積もった雪が落雪するリスクも高くなります。
30日(火)から31日(水)は、北日本付近で再び冬型の気圧配置となるでしょう。日本海側を中心に、雨や雪が降りやすくなりそうです。
週末から来週にかけて寒さ和らぐ なだれに注意
明日25日(木)と26日(金)も、広い範囲で真冬の寒さが続くでしょう。最高気温は今日24日(水)より高くなりますが、冷たい北風が強めに吹くことで、空気が冷たく感じられそうです。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。
27日(土)以降は、関東から九州にかけて広く10℃を超える見込みです。寒さは少し和らいで、昼間は日差しの温もりを感じられるでしょう。融雪による落雪や、路面状況の悪化などにご注意ください。
27日(土)以降は、関東から九州にかけて広く10℃を超える見込みです。寒さは少し和らいで、昼間は日差しの温もりを感じられるでしょう。融雪による落雪や、路面状況の悪化などにご注意ください。
急な雪解け 注意点は?
気温が上がることや雨が降ることで心配されるのが、雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。
