週末は沖縄・奄美で梅雨明けか 梅雨前線は本州へ 26日~27日は西日本で大雨注意
24日(土) 晴れていても にわか雨に注意
25日(日) 梅雨前線は本州付近へ北上
一方、梅雨前線は北上し、本州付近に停滞する見込みです。26日(月)以降は雲が増えて、スッキリしない天気が続くでしょう。特に26日(月)から27日(火)頃にかけては、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなります。西日本の日本海側を中心に雨量が多くなるでしょう。大雨になる所もありますので、今後の情報にご注意ください。
26日(月)以降 曇りや雨でも熱中症に注意
この先1週間の熱中症情報をみますと、週明けは関東から九州で、「厳重警戒」レベルが続きます。日差しは控えめでも、万全な熱中症対策が必要になるでしょう。また梅雨時は食中毒が多く発生する時期です。調理した食材はなるべく早く冷蔵庫に保管し、移動時は保冷剤を利用するなどして、食中毒の予防も心がけましょう。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。