10日 日中も震える寒さが続く 冬日は800地点超え 今シーズン最多
東京都心など 前日より気温低下
日中も、今シーズン最強寒波の影響で、厳しい寒さが続くでしょう。雪が降る北海道の日本海側から山陰は、日中も凍てつくような寒さ。最高気温は、札幌で1℃と、昨日9日と同じくらいの予想です。新潟と金沢は4℃で、昨日9日より2~3℃低くなるでしょう。倒木や雪の重みで電線が切れることにより、停電が発生するおそれがあります。停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
太平洋側の晴れる地域でも、日中は気温があまり上がりません。東京都心の最高気温は昨日9日より低く、10℃に届くかどうか。大阪は7℃、広島は6℃と平年より低く、真冬の寒さでしょう。冷たい北よりの風が吹いて、体感温度も下がります。風を通しにくいダウンジャケットにマフラーなど、万全の寒さ対策を心がけてください。
水道凍結 特に注意が必要なのは こんな時
1つめは、気温がマイナス4℃以下になる時です。天気予報で、翌日の最低気温をチェックしましょう。ただし、水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない場所だったり、強い風が吹きやすい場所だったり、むき出しになっていたりすると、気温がマイナス4℃以下まで下がらなくても水道が凍結しやすくなります。
2つめは、「真冬日(最高気温が0℃未満の日)」が続いた時です。日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままなので、凍結しやすくなります。水道管の近くに気温計を置いて、気温をチェックするのもおススメです。
3つめは、旅行や帰省で家を留守にするなど、長い時間、水道を使わない時です。
そんな時には、水道凍結を防ぐために事前の対策を行ってください。