進路定まらない台風 沖縄は影響が長引く 18日から北日本は平地も雪・初冬の寒さに
2024年11月13日20:02
台風24号・25号 沖縄に影響
台風25号は、強い勢力を保ったままフィリピンの東を西よりに進み、15日(金)にバシー海峡へ進む予想です。16日(土)頃から沖縄に接近するおそれがありますが、動きが遅くなり、進路が定まっていません。台風24号は発達しながら西よりに進み、16日(土)にはフィリピンの東で「非常に強い」勢力となる予想です。2つの台風がお互いに影響しあい、進路が複雑になる可能性もあります。
沖縄は台風が近づく前から台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、断続的に雨が降るでしょう。台風の進路によっては16日(土)から17日(日)頃にかけて、先島諸島では大しけとなり、沖縄本島地方では警報級の大雨になるおそれがあります。記録的な大雨に見舞われたばかりですが、最新の情報をこまめに確認して、台風への備えは早めにしてください。
18日頃 北日本を中心に強い寒気
18日(月)の夜には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下、12月上旬頃の強い寒気が東北付近まで流れ込むでしょう。東北と北海道は日本海側を中心に平地でも雪が降り、北海道では積雪が急増するおそれもあります。関東周辺の標高の高い山では、雪に変わる所もあるでしょう。積雪や凍結による路面状況の変化に注意が必要です。
週明け 初冬の寒さ
18日(月)から20日(水)にかけては、晴れる所でも気温はあまり上がりません。東京都心の最高気温は19日(火)が13℃と、12月上旬並みの予想です。20日(水)は11℃と、12月中旬並み。冷たい雨が降り、手袋やマフラーが必要になるかもしれません。数日の間に2か月ほど季節が進むため、冬物のコートなどいつでも着られるように準備しておいてください。