関東 19日の雨を境に気温大幅ダウン 11月も高温傾向 寒暖差が大きい1か月
2024年10月17日16:32
19日から20日 気温が急降下
今日17日(木)の関東地方は日差しが少ない南部でも気温が上がり、最高気温(午後4時まで)は東京都心で26.0℃、横浜で25.8℃と夏日の所が多くなりました。明日18日(金)は曇りや雨で、沿岸部ほど雨が降りやすいでしょう。日中の気温の上がり方は鈍いものの、最高気温は23℃から25℃くらいの所が多くなりそうです。
特に気温の変化が大きいのが19日(土)から20日(日)にかけてで、雨を境に気温が下がるでしょう。19日(土)の午後は前線が通過するため、雨が降りそうです。長い時間降る雨ではないものの、一時的に雨脚が強まるでしょう。前線が通過する前は南よりの風が吹いて気温が上昇。前線通過後は北よりの風が強まって、ヒンヤリした空気に入れ替わります。
東京都心の気温の変化をみると、19日(土)は昼頃まで晴れて、正午の気温は29℃くらいと夏のような蒸し暑さ。午後は気温が下がり続け、午後9時には22℃くらいの予想です。20日(日)は天気が回復しますが、最高気温は20℃と平年並みでしょう。朝晩も冷えて、21日(月)の最低気温は11℃と、11月上旬並みの予想です。前橋など10℃を下回る所もあり、暖房が必要になるでしょう。
22日(火)は穏やかに晴れて、日中は比較的過ごしやすい陽気になりそうです。その後、前線が通過する24日(木)は各地で雨が降るでしょう。前線通過後の寒気の流れ込みはなく、最高気温は22℃前後と平年並みの所が多くなりそうです。
11月も気温が高い 1か月予報
降水量は「平年並みか多い」、日照時間は「平年並みか少ない」予想です。天気は秋らしく短い周期で変わり、晴れる日が多いでしょう。ただ、気圧の谷や湿った空気の影響で、来週後半は曇りや雨の日が続きそうです。
気温と服装の目安
雨や風向きによって体感温度が変わり、人によっても暑さや寒さの感じ方が異なります。朝晩と日中との気温差も大きくなる時期です。重ね着などでうまく調節してください。