26日 所々で激しい雨 西日本は台風接近前から雨・風強まる 日中のうちに備えを
台風10号の進路予想
明日27日(火)以降、勢力をほとんど落とすことなく、西日本や奄美地方に接近するでしょう。27日(火)から28 日(水)は台風の動きが遅くなるため、西日本の太平洋側を中心に猛烈な風が吹く時間が長引き、雨量がかなり多くなるおそれがあります。暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
局地的に激しい雨
九州から関東甲信、北陸は、晴れていても急な雨にご注意ください。局地的には雷を伴った激しい雨が降るでしょう。九州南部や四国の太平洋側など、夕方以降は台風10号周辺の暖かく湿った空気の影響で、断続的に発達した雨雲がかかりそうです。奄美や九州南部では、風も強く吹くでしょう。
東北は雨が降ったりやんだりで、北海道は朝晩を中心に雨が降りそうです。雷雨や激しい雨の降る所があり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
西・東日本 猛烈な暑さ
東北は曇りや雨でも、広く30℃以上の真夏日予想。北海道は昨日25日(日)より低い所が多く、札幌で28℃でしょう。20℃くらいの所がありますが、平年並みの予想です。
台風による荒天 生活への影響
① 交通機関の乱れ
雨や風が強まることにより、航空機や船舶の欠航、新幹線など列車の運休、高速道路など道路の通行止めの可能性があります。欠航は、大荒れのピーク時だけでなく、ピークの前後、数日間に及ぶこともあり、また、大雨になる前でも、事前の気象情報などにより、計画運休を行う場合もあります。お出かけの際は、予定の変更も視野に入れて、計画を見直してください。
② 物流のストップ
道路の通行止めなどにより、物流がストップすると、宅配便の受け入れが停止されることもあります。また、コンビニやスーパー、デパートなどが臨時休業し、食糧などが供給されなくなる場合もあります。事前に食料や飲み物などを、準備しておくと安心です。
③ 停電や通信障害
大気の状態が不安定になると、雷雲が発達しますが、落雷により、電気を送るための設備が損傷すると、停電が発生します。また、落雷が原因で、通信障害が発生することもあります。乾電池を準備しておく、携帯電話のバッテリーを充電しておくなど、事前の対策を心がけてください。