23日は北海道で大雨 週明けは台風が本州に接近か 前線停滞で接近前から大雨の恐れ
台風9号から変わった低気圧 北海道で大雨
雨のピークとなる23日(金)は、北海道では滝のような非常に激しい雨が降る所があり、風も強まるでしょう。22日(木)午前0時から24日(土)午前0時までの48時間降水量は、北海道の多い所で200~300ミリ。東部では300ミリ~400ミリで、たった2日間で8月の平年ひと月分を超える雨量となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒してください。
週明け 台風が接近か
今回は、台風が接近する前から雨の降り方に注意が必要です。日本付近には前線が停滞するため、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。このため、台風が近づく前から広い範囲で雨が降り、太平洋側を中心に降水量が多くなる恐れがあります。今後の情報にご注意ください。
台風 8月に入って続々発生
今年は、5月に2個、7月に2個と、台風の発生は少なくなりました。ただ、8月に入ってから台風が続々と発生し、今日21日(水)午後3時までで、8月の台風発生数はすでに5個。また、8月・9月は、日本への接近数や上陸数の平年値も、年間で多い時期になります。この先も気象情報をこまめに確認し、台風への備えを早めにしてください。