3日は岐阜で40℃予想 花火大会や夏祭りシーズン 週末は夜も高温 熱中症に警戒を
週末も危険な暑さ 朝晩も気温高く
3日(土)から4日(日)にかけても高気圧の勢力が強く、沖縄や九州から東北は晴れるでしょう。日中は強い日差しが照りつけそうです。
最高気温は、土日ともに九州から関東甲信、北陸は35℃前後まで上がる所が多いでしょう。3日(土)は岐阜と大分県の日田で40℃、名古屋で39℃の予想です。九州から東海では内陸の地域を中心に、危険な暑さが続くでしょう。朝晩も気温が高く、東京都心では気温が30℃を下回るのは午後7時頃。花火大会や、梅雨明けしたばかりの東北北部で盛り上がる夏祭りのメインイベントなど、夜にお出かけされる場合も熱中症対策が欠かせません。
午後はゲリラ豪雨に注意 北海道は大雨の所も
一方、北海道は低気圧や前線の影響で、3日(土)は雨が降りそうです。日本海側北部とオホーツク海側北部では、断続的に激しい雨が降るでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意ください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。